映画を語りたひ。
映画監督である押井守はこう語った。
映画は、「語る」ことによってのみ「見た」事実を確定できると。
映画を積極的に映画館で観るようになって5年ほどが過ぎた。
面白い映画もあれば、つまらない映画もある。
心に残ったシーンがいくつもある映画もあれば、
内容をほとんど覚えていない映画だってある。
しかし、今までの自分はあまりにも漫然と映画を観ていたのだと
近頃感じるようになった。歳のせいだと思う。
そこで、備忘録的に映画を語っていこうという試みを
行うことにした。
ルールは2つ。
1.基本的に観た映画を語ること。
2.15分以内で1つの記事を書き上げること。
この2点である。
1つ目に関しては、こうしてテーマをあらかじめ決めて置かなければ
私なぞ到底ものを書くことなぞできない人種であるからだ。
まあ1日1本の映画を観ることはさすがにできないので、
そのうち漫画、ゲームなどを扱うかもしれない。
2つ目は、単純に時間の問題である。
15分と決めておけばどんなに忙しいときでも
おそらく書ききることができるだろう。希望的観測なのは否めないが。
いつまで続くかもわからないが、
書くことによって映画に対する理解を深めることができれば、
もっと映画を楽しむことができると思う。
そしてそれは、きっと人生を深めてくれることにつながるだろう。
こんな趣旨ですが、お付き合いいただければ幸いです。